ゾーラン・マムダニとはどんな人?ニューヨーク市長選の最有力候補。「ネタニヤフを逮捕する」と公言も

11月4日投開票のニューヨーク(NY)市長選挙で、最有力とみられている民主党候補のゾーラン・マムダニ氏(34)。当選すれば、史上初のイスラム教徒かつインド系アメリカ人のNY市長となる。

市長選への出馬を表明した1年前には、NY市民からの認知度は低く「ほぼ無名」状態だったマムダニ氏だが、草の根の選挙運動を通じて支持を拡大してきた。どんな人物なのか?
NY州議会の公式サイトによると、マムダニ氏は1991年、アフリカのウガンダの首都カンパラで、インド人の両親の間に生まれた。7歳の頃、家族と共にNYへ移住。米メイン州のボウディン大学でアフリカ研究の学位を取得し、在学中には「パレスチナの正義ための学生の会」支部を共同設立した。

母のミーラ・ナイールさんは著名な映画監督で、父のマフムード・マムダニさんはコロンビア大学教授だ。両親ともにハーバード大学を卒業している。

マムダニ氏は2018年にアメリカ国籍を取得。2025年にシリア系アメリカ人でイラストレーター/アーティストのラマ・ドゥワジさんと結婚した。

「ヤング・カルダモン」や「Mr.カルダモン」の名前で、ラッパーとして活動していた時期もある。

大学卒業後は、NYのクイーンズで住宅差し押さえ防止のカウンセラーとして働き、低所得の有色人種の居住者たちが立ち退きを回避できるよう支援していた。この時の経験が、政治を志すきっかけになったという。

マムダニ氏はクイーンズとブルックリンで民主党候補の選挙活動に携わり、地方政治で経験を積んだ。2020年のNY州議会議員選挙で初当選し、22年、24年と当選を果たしている。

24年にニューヨーク市長選への立候補を表明。25年6月の民主党予備選挙では、草の根の選挙運動が奏功し、アンドリュー・クオモNY州前知事(2021年にセクシュアルハラスメント疑惑で辞任)に勝利した。

州議会議員としては、NY市内の一部のバスを無料にする実証実験を推進した。また、イスラエルの入植活動を許可なく支援する行為に非営利団体が関与することを禁じる法案も提案している。

SNSを活用した宣伝活動にも積極的で、ウルドゥー語やスペイン語などで話す動画も投稿している。

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