黄容疑者飲食店の個室トイレで金品の受け渡し 「回収役」の中国籍女を逮捕 7500万円関与か

警察官になりすます「ニセ警察詐欺」の手口で現金をだまし取ったとして、大阪府警特殊詐欺捜査課は8日、詐欺などの疑いで中国籍の無職、黄翠(ホアンツイ)容疑者(37)=埼玉県戸田市喜沢=を逮捕、送検したと発表した。黄容疑者は特殊詐欺グループの「回収役」で、5件計約7500万円の被害金を現場から回収してグループの上位者に渡していたという。府警はこれまでに同容疑などで台湾籍の男(38)を逮捕、送検し、12件(総額約2億円相当)の被害を裏付けた。男は被害者から現金を受け取る「受け子」で、黄容疑者は関与した5件のうち2件でこの男から被害金を回収していた。同課によると、男は被害者から金品を受け取ると、関東周辺に移動。飲食店やビルの個室トイレに金品を置いていた。その後、指示役から連絡を受けた黄容疑者がトイレの金品を運び出していたという。2人の送検容疑は共謀し1月、警察官になりすまして奈良県の70代女性に電話し、「口座の金が犯罪に関係しているか調べる必要がある」などと噓をいい、現金2000万円をだまし取ったとしている。同課は2人の認否を明らかにしていない。

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