「やりすぎでは」警察の“強引な逮捕”に非難の声。髪の毛を強引に引っ張る様子に悲鳴や泣き声 米

米テキサス州で8月4日(現地時間)、地元警察が近隣住民のトラブルの通報を受けて現場に駆けつけた。住民を無理やり押さえつけて手錠をはめる映像に、非難の声が寄せられている。【映像】非難が殺到した警察の行動
FOX4によると、物議をかもしているのは同州ロイズシティ警察の行動だ。現場で撮影された映像には、警察官が地元住民であるジャニアカ・ウィーラーさんと、その娘のアマイヤ・アレン・スミスさんの髪の毛を引っ張り、地面に押さえつける様子が映っている。

その場に居合わせた人たちは警察官に詰め寄り抗議をするが、激しく押し返されてしまう。警察官は、子どもを腕に抱きながら近づいた女性に対しても、顔を叩くような素振りを見せる。現場には、悲鳴や子どもたちの泣き声が響き続けた。
NBC DFWによると、ことの発端は、ウィーラーさん一家が地元の公共プールを使用していた際、近隣住民に「この地域の住民なのか」「プールを使用する許可は得ているのか」と質問されたことから生じた誤解だった。

ただし、トラブルに発展した詳しい経緯や、警察官が強引な手段に出た背景は明らかにされていない。

テキサス州刑事訴訟法では、警察官に対して「逮捕するために、あらゆる合理的な手段を用いることが認められている」一方、「必要な範囲を超える力を行使してはならない」と定められている。

逮捕の瞬間を捉えた映像には「拘束するために髪の毛を引っ張るなんて、やりすぎでは」「仮に事情があったとしても、警察としてふさわしい行動ではない」「許されていいことではない。こんなにも力強く髪の毛を引っ張ったら、頭皮にダメージが出てもおかしくないのだから」など、警察官の行動を非難する声が寄せられた。
先述のFOX4の報道によると、この騒動で、ウィーラーさんのドレッドヘアの束6本が引きちぎられたという。 これについて WFAA は、人権団体「ネクスト・ジェネレーション・アクション・ネットワーク(NGAN)」の代表、ドミニク・アレクサンダー氏は、関与した警察官の解雇を求めた。

ロイスシティー警察署は、映像の存在を把握したとして内部調査を開始したと発表。調査結果が出るまで、対象となっている警察官1人を行政休職処分とした。ウィーラーさん親子を含む逮捕された2人については、提出された容疑を精査した結果、翌日にすべて取り下げられた。

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