7月21日に施行された改正自動車運転処罰法で新設された「呼気1リットルあたり0.5ミリグラム以上」というアルコール数値基準が、富山県内で初めて適用されました。富山市八尾町で9日早朝、酒を飲んだ状態で軽乗用車を運転し、近くの男性(78)をはねて死亡させたとして、会社員の男(33)が逮捕されました。【写真を見る】施行20日で富山県初の適用…呼気0.5ミリ超の飲酒運転で78歳男性死亡 改正法による危険運転致死容疑で男(33)逮捕 富山事件から一夜明けた10日。
現場には花が手向けられ、飲酒運転により亡くなった山口さんの死を悼み、早すぎる別れを惜しむ声が寄せられました。
山口さんの友人
「優しい。良い同級生やったね」「本当に残念。こんな形で別れるとはびっくり。飲酒運転は絶対にやっぱり撲滅しなければならない」
上瀬航志記者
「生須容疑者はこちらの道路を進行し道路上にいた山口さんをはねたとみられています」
危険運転致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは富山市八尾町井田の会社員、生須健吾容疑者(33)です。警察によりますと生須容疑者は9日午前5時15分ごろ、八尾町深谷の鉄工業、山口長利さん(78)を軽乗用車ではねた疑いがもたれています。
山口さんは全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。
現場近くの住民
「丸のあたりに倒れていた。草に顔を突っ込んで倒れていた。(山口さんは)動かず」「(生須容疑者は)顔を手で隠していたけど、動揺していた感じ」
■一体どうして…気さくで明るい人柄が
警察によりますと生須容疑者の呼気からは1リットルあたり0.5ミリグラムを超えるアルコールが検出されていて、「飲酒運転をし歩行者と衝突したことに間違いない」と容疑を認めているということです。
近隣住民によりますと生須容疑者は数年前に引っ越してきたということで、きさくで明るい人柄だったといいます。
近くに住む人インタ
「引っ越しして来られたからね。良い方が来られたなと思って喜んでました。子煩悩で子どもの世話をしたり夫婦仲良いし。お酒を飲まれる方とは知らなかったです」
7月21日に施行された改正法では、危険運転の新たな基準として、呼気1リットル中のアルコール濃度が「0.5ミリグラム以上」と明確化されました。