三上晴久容疑者 金道順二容疑者【続報】新見市官製談合事件 業者受注の建築工事5件 全て最低制限価格 逮捕の市職員が担当

新見市発注の公共工事の指名競争入札を巡り、非公表の価格情報をやりとりしたとして市都市整備課参事と建設会社役員が逮捕された官製談合容疑事件で、参事が同課に配属された2022年度以降、役員の会社が受注した建築工事が5件あり、全て最低制限価格と同額で落札されていたことが7日、関係者への取材で分かった。参事は建築工事の担当者で、価格情報を知り得る立場にあったという。

 逮捕されたのは、参事の金道順二容疑者(52)=同市哲多町花木=と、西村工業(同市高尾)代表取締役の三上晴久容疑者(53)=同所。

 関係者によると、5件のうち1件は逮捕容疑となった25年5月入札の複合公共施設の改修工事。残りは22年4月~24年7月入札の市有施設改修工事などだった。建築工事は施設によってデザインが異なるため、道路や橋梁などの土木工事に比べて資材費の算定が難しく、落札額が最低制限価格と同額となることは珍しいという。

 25年度に西村工業が受注した公共工事7件のうち、6件が最低制限価格で落札されていたことも市への取材で判明。逮捕容疑の1件を除き、全て金道容疑者の担当外の土木工事などだった。岡山県警は2人の間で価格情報の漏えいが繰り返されたとみており、落札の経緯や動機を調べている。

 県警は7日、官製談合防止法違反容疑などで2人を送検した。

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