佐賀県・伊万里市の寺で先週、本堂などが全焼した事件。この寺で修行中の僧侶見習いの森永吉容疑者(28)が放火の疑いで6日、逮捕されました。森容疑者は警察の調べに対し「人生のすべてが嫌になった」と話しています。【画像】「人生のすべてが嫌に…」僧侶見習いが修行の寺を放火か 佐賀・伊万里市◇ ◇ ◇
先週火曜(6月30日)、オレンジ色の炎に包まれ、激しく燃えていたのは佐賀県伊万里市にある圓通寺。黒く焼け落ち、骨組みがむき出しになっている様子も見られます。
火事を目撃した男性
「火が高く上がって赤い火の粉が本堂の辺りだと思うんですけど」
この火事でおよそ140年前、明治時代に建てられたという本堂や、住職や僧侶が居住する「庫裏」と呼ばれる建物が全焼しました。
出火当時、寺の建物内にはこの寺で修行をしていた僧侶見習いの男性2人がいましたが、6日、そのうちの1人、森永吉容疑者が寺を放火した疑いで逮捕されました。森容疑者は去年4月から、この寺で僧侶見習いとして修行していたということです。
14世紀ごろに建てられたという由緒ある寺で起きた、僧侶見習いによる“放火事件”。関係者への事情聴取や防犯カメラの捜査などから森容疑者の関与が浮上し、逮捕にいたったということです。調べに対し、森容疑者は――。
「人生のすべてが嫌になった」
さらに――。
「ほかの見習いに比べ、お経などの修行が多く、言葉で叱られるほか、警策で叩かれたり、頭を平手打ちされたりすることがあった」(供述の趣旨)
容疑を認めていて、指導のあり方や修行の量に不満があったと話しているということです。
(7月6日放送『news zero』より)