「介護に疲れた」92歳母を放置し死亡させる…3年前から自力で食事できず 64歳息子を保護責任者遺棄致死の罪で起訴

介護が必要な母親を放置し死亡させたとして、鹿児島地検は25日、保護責任者遺棄致死の罪で住所不定、無職の男(64)を鹿児島地裁に起訴した。裁判員裁判の対象となる。被告は犯行当時、親子2人暮らしで母親は2023年6月上旬ごろから自力で食事できず、介護が必要だったとしている。〈詳しい経緯を読む〉「介護で昼夜逆転」64歳息子のSOS…92歳母親を放置し死亡させた疑い 細る受け皿
起訴状などによると、いちき串木野市金山、無職の母親=当時(92)=を保護する責任があるにもかかわらず、今年4月24日ごろから5月5日ごろまでの間、自宅に放置し、脱水症による急性循環不全で死なせたとされる。認否は明らかにしていない。

 5月8日、母親と連絡が取れなくなった親族が自宅を訪れ、「ベッドの上で亡くなっている」と110番した。被告は6月1日、「母の介護に疲れた」と徳島県内の交番を訪れ、数日間入院した後、いちき串木野署に4日逮捕された。

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