【解説】神戸冷凍庫遺体 死亡推定は15年前 閑静な住宅街に動揺広がる いったいなぜ…

神戸市中央区のマンションで冷凍庫の中から 男性の遺体が見つかった事件。現場は閑静な住宅街にあります。最新情報を中継でお伝えします。

<取材・報告=瀧本記者>
 遺体が見つかった部屋にはブルーシートが貼られていて中の様子をうかがうことはできませんが、きょう(23日)も朝から警察による鑑識作業が行われています。

 遺体は腐敗していたことが分かっていますが、事件が発覚した日から周辺で取材を続けていますと、風向きや時間帯によっては独特な臭いがすることも多々ありました。

 こちらのマンションから南にわずか400メートルほど離れたところには、今カメラが捉えている兵庫県警本部があり、その向かいには兵庫県庁があるような神戸の中心地にこちらのマンションは位置しています。周辺にもマンションなどが立ち並んでいて、道路沿いには防犯カメラも多く設置されていますが、男性が死亡した時期は約15年前とみられていて、当時の映像はほぼ残っていないものと思われます。

 そのため捜査関係者からも、防犯カメラ以外の証拠を固める捜査をしていかなければならないという声が聞かれました。
マンションからの徒歩圏内には、小学校や中学校、高校、さらに大学のキャンパスもあるような場所ですので、周辺の道は登下校する学生も多く通ります。

 このように、非常に閑静な住宅街で発覚した事件に、近隣住民の間では動揺が広がっていて、一刻も早い事件の真相解明が待たれます。
<中谷キャスター>
15年前の遺体が、なぜ今になって発覚したのか、そして今後の捜査の鍵がどのようになっていくのかを見ていきます。
まず、遺体が見つかった場所についてです。
◇ ◇ ◇
<中谷キャスター>
 JRの元町駅がこちらにあり、中継でもありました兵庫県庁などが立ち並ぶエリアがこのあたりです。そして現場のマンションは、その一角にある閑静な住宅街の中に位置しています。このマンションは分譲マンションですが、一部は賃貸に出されていたということです。

<高岡解説委員>
 私も神戸の支局長を2回務めましたので、兵庫県に詳しくない方にご説明いたしますと、右側には相楽園(そうらくえん)という大変大きな庭園があります。兵庫県では迎賓館のような扱いをされている場所で、国会議員との懇談なども行われるエリアです。
 この周辺は新しいマンションが立ち並ぶ場所ではありません。高級マンションが並んでいますが、現場の建物も…ベランダの設計や外から見える階段の構造などから分かるように、現在の新築マンションではあまり見られない造りです。古くから住んでいる住民が多く、住人の入れ替わりも少ない地域です。そのため、結果的に発見が遅れた可能性があります。

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