金地金49キロを密輸しようとしたとして、警視庁は22日、中国籍で千葉県鎌ヶ谷市、会社役員の男(46)ら男女6人を関税法違反(無許可輸入未遂)などの疑いで逮捕したと発表した。逮捕は19、20日。【写真】金粉をラップなどで包み体内に…密輸急増
発表によると、6人は何者かと共謀して1月6日、等身大の人形3体の中に隠した金地金49キロ(10億7559万円相当)を、中国の深セン宝安国際空港から千葉・成田空港に航空貨物便で密輸し、消費税計約1億755万円の納税を免れようとした疑い。
人形内部にある鉄製の骨組みの空洞の中に、円柱状の金38本が埋め込まれており、税関検査で発見された。荷物の宛先は東京都荒川区のマンション一室で、さらに都内の会社に運ばれる予定だったという。
警視庁と東京税関が共同で捜査していた。男が中国内の仲間と連絡を取り合い、金の搬送先などを指示していたことも判明。同庁は、男らのグループが人形の解体や金を回収する役、金を溶かして板状にする役など、役割を分担していたとみている。