香川県警高松西署は16日、高齢女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、陸上自衛隊善通寺駐屯地(香川県善通寺市)の自衛官(41)(大阪市此花区)を詐欺容疑で再逮捕した。「カードを受け取りに行った事実に間違いないが、高齢女性をだましていない」と容疑を一部否認しているという。▶演習場で後輩隊員を投げ倒してけが負わす…47歳の2等陸曹を停職3か月
発表によると、自衛官は氏名不詳者らと共謀。4月10日頃に高松市の80歳代女性宅に電話をして「キャッシュカードが使えません。取りに行きます」とうそを言って暗証番号を聞き出すなどし、同日に女性宅近くで女性からキャッシュカードを詐取した疑い。
自衛官がこのカードで現金を引き出して盗んだとして、同署は5月26日に窃盗容疑で逮捕。地検は6月16日に窃盗罪で地裁に起訴した。
自衛官は同日の再逮捕後、「違法かもしれないバイトでも、生活をするのにお金が必要だった」と供述し、ギャンブルなどで多額の借金があることも認めているという。
県警は、借金返済のために「闇バイト」に応募して「匿名・流動型犯罪グループ(匿流(トクリュウ))」の一員になり、複数のキャッシュカードもだまし取ったとみて捜査している。