アンドルー元王子逮捕で「仕切り直し」の英国王室 公式誕生日で見えたチャールズ国王の思惑

2026年6月13日、英国では毎年恒例の王室行事、トゥルーピング・ザ・カラー・イベントが行われました。これは、君主の公式お誕生日を祝うイベントで、実際のお誕生日とは異なり、1年で最も気候がよいとされるこの時期に行われます。【拡大写真】公爵がみんなと離れてぽつり? 「仕切り直し」の英国王室その歴史は、なんと200年以上にわたり、1760年のジョージ3世の時代から毎年行われてきたそうです。
お天気にも恵まれ、バッキンガムパレス周辺や正面を走る大通り、ザ・マルには多くの人々が集まって、祝福ムードに包まれました。その年や時代を象徴するともいえる王室の恒例行事だけに、はたして今年はいかに?
というわけで、今年のトゥルーピング・ザ・カラーを拝見しながら私が注視した点をお伝えします。
まずは、出席者から。主役であるチャールズ国王を筆頭に、カミラ王妃、そしてウィリアム皇太子&キャサリン妃と3人のお子様たち、アン王女と夫ローレンス卿、エディンバラ公爵&ソフィー妃、グロスター公爵&公爵夫人にケント公と、昨年同様に14名でした。

とはいえ、何せ今年2月にアンドルー元王子が公務における不正行為疑惑で逮捕されるというショッキングな出来事があっただけに、メンバーこそ同じであっても、チャールズ国王にとっては、このスリム化された高位メンバーに託した思いや信頼をもって、新たに国民の前で、仕切り直しを図りたいという意図があったに違いないと推測しています。
そんな中で、ちょっぴり気になったのが、ハイライトとなる今年のバルコニーでの立ち位置。向かって右側、皇太子ご一家から離れた場所で、おひとりで立たれていたのがケント公爵。
馬車パレードには参加されなかったもののバルコニーには同席され、御歳90歳というご高齢にもかかわらず、お姿を見せられたのに距離感がある上、お一人だけというのがなんだか切なく感じた次第。昨年と同メンバーなのに、立ち位置でこんなに印象が異なるとは、昨年の並びと比較してびっくりです。

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