両容疑者 海斗容疑者 益田和彦容疑者栃木強盗殺人、事件直前に高校生に仲間を集めるように指示…少年「遊ぶ金が欲しかった」「普通のバイトだと」

栃木県上三川(かみのかわ)町の強盗殺人事件で、逮捕された男子高校生ら4人が実行役として誘われたのは事件直前だったことが、捜査関係者への取材でわかった。事件は14日で発生から1か月。「遊ぶ金が欲しかった」と供述する少年もおり、栃木・神奈川両県警の合同捜査本部は報酬目当てで凶悪犯罪に手を染めたとみている。
事件は5月14日午前9時25分頃、同町上神主の民家で発生。住人の富山英子さん(69)が殺害され、息子2人もバールで殴られるなどして重傷を負った。
いずれも16歳の相模原市の男子高校生3人と川崎市の無職少年、現場の指示役とされる横浜市港北区の無職竹前海斗(28)、妻の美結(25)両容疑者が強盗殺人容疑などで逮捕された。同容疑で逮捕状が出て、国際手配されている住所・職業不詳、益田和彦容疑者(48)が事件を主導したとされる。
捜査関係者によると、事件の2~3日前、海斗容疑者が面識のあった相模原市の男子高校生に仲間を集めるよう指示した。この高校生が勧誘役となって知人の男子高校生2人を誘ったほか、別の男子高校生(18)(職業安定法違反容疑で逮捕)に依頼して川崎市の無職少年を仲間に引き入れていた。
実際に4人が顔を合わせたのは事件前夜から当日にかけてとみられる。「普通のバイトだと思っていた」と話す少年がいる一方、「数百万もらえる予定だった」と供述する少年もおり、捜査本部は少年らには違法行為に加担する認識があったとみている。
事件には「匿名・流動型犯罪グループ(匿流(トクリュウ))」の関与が指摘されている。押収したスマートフォンの解析で益田容疑者が海斗容疑者に通信アプリで高額な報酬を示して事件を持ちかけたことがわかっている。
捜査本部はさらに上位の指示役がいるとみて、全容解明を急ぐとともに益田容疑者が被害者宅の情報を入手した経緯についても調べている。

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