鳥取県鳥取市の交差点で、消火器を噴射しながら2人乗りで走っていた自転車と乗用車が衝突し、10代の少年が意識不明の重体となっていた事故で、逃走していた自転車の運転手の10代の少年が10日逮捕されました。【写真を見る】消火器を噴射しながら交差点内を“渦巻き走行”する2人乗り自転車…覆面パトカーが追跡中別の交差点に進入し車と衝突…逃走していた自転車の運転手(10代少年)を逮捕「同乗者がけがをしていると思っていたのにその場から逃げたことは間違いない」容疑認める重過失傷害と道路交通法違反(救護措置違反及び報告義務違反)の疑いで逮捕されたのは、鳥取市に住む10代の少年です。
真夜中の交差点を、白い煙のようなものを出しながら走りまわる自転車。
2人乗りで走っているようで、パトカーがサイレンを鳴らしながら2人の後を追っていきます。
こうした状況のなか、事故は起きてしまいました。
中嶋理沙記者
「こちらが事故があった交差点です。パトカーに追跡されていた2人用自転車が交差点に進入し、右から来た乗用車と衝突したということです。」
7日午前3時15分頃、鳥取市内で消火器をまき散らしながら走行していた2人乗り自転車を警ら中の覆面パトカーが発見し追跡。
逃走をはかる自転車に対し、制止を求めておよそ300メートルにわたって追跡していたところ、事故が起きました。
県道交差点に進入した自転車が右から来た乗用車と出合い頭に衝突。
この事故で、自転車の後ろに乗っていた10代の少年が意識不明の重体で救急搬送されました。
自転車を運転していた少年(10代)は現場から逃走していました。
中嶋理沙記者
「事故の前、2人乗りの自転車は消火器を噴射しながらこちらの交差点内を走行していたということです。」
警察によりますと、2人乗り自転車は事故の前、消火器を噴射しながら交差点を旋回していたということです。
いわゆる「渦巻き走行」とみられます。
現場周辺に住む人は
「午前3時くらいに大きい音が聞こえた。(物が)割れる音や大きい音、ドンとかいう音。警察とか人が多かった。もうちょっと待ったら救急車が来た。」
警察などによりますと、この日、現場付近に暴走族がやって来て暴れるなどという情報が寄せられていて、警戒にあたっていたといいます。
現場付近には当時、100人ほどの人が集まっていたとみられますが、結局、暴走族は来なかったということです。
少年の行方を追っていた警察が、10日午後6時過ぎ、鳥取市の少年の自宅で逮捕しました。
2人の少年は友人同士で、逮捕された少年は警察の調べに対し、「事故を起こしたこと、同乗者がけがをしていると思っていたのにその場から逃げたことは間違いない」と容疑を認めているということです。