(中谷キャスター)
会社の代表と従業員合わせて41人を詐欺容疑で逮捕するという事態となりました。どんな組織だったのか、こちらです。
代表は、松村容疑者と藤木容疑者なんですが、その2人を含む従業員が41人が逮捕されました。
会社は「株式会社Unity」。SNSのブランディングを支援する会社だったということでホームページには「この業界に正直で勝つ道を作る」「誠実であることにプライドを持つ」といった文言も並んでいます。
警察によりますと、被害規模は被害者が全国におよそ2300人。被害額は6億5000万円以上にのぼるのではないかということで、どういった詐欺の手口だったのかという点が、こちらです。
スクールを受講すれば高額の収益が出ますよ、といって商材を購入させるんですね。
この人気インフルエンサーというのは、実はフォロワー数の多いインフルエンサーのアカウントを買い取っていただけで、商材でフォロワーが増えたわけではなかったということで、41人が逮捕されるという規模もなかなか聞かないですし、被害額が6億5000万円以上ということです。
副業を謳う詐欺に関する相談件数は、このようになっています。
この棒グラフが、簡単なタスクを行う副業に関するトラブルの相談件数なんですが、2023年まで右肩上がりで、少しずつ減ってきてはいるものの、赤い線グラフの「SNSがきっかけの割合」は増え続けているということなんです。
国民生活センターは「簡単に稼げる」「儲かる」を強調した報告には注意が必要としていまして、お金を振り込むことを求められる場合は消費生活センターに連絡してほしいと注意を呼びかけています。
改めて今回逮捕された容疑者ですが、41人逮捕されていますが、その中には会社員、工務店従業員、飲食店従業員、自営業といった職業の人たちも並んでいるということで、認否はまだわからないんですけれども、この構造も明らかにしていただきたいなと思います。
(高橋解説委員)
そうですね、やっぱり副業を巡るトラブル、先ほど中谷さんの前提にもあったように、なかなか減らないという現状でいくつか要因があると思うんですね。
一つは、生活が円安物価高で苦しいという中でちょっと副業してみようかという動機ができています。
あと、最近は多くの企業が副業というのを解禁しているということで、隙間の時間をどういうふうに生かそうかと考えたときに、こういうSNSを通じたお手軽バイトが検索すると出てきやすいというところがあるんだと思います。
人々の関心が大変大きい、高まっている中で、こういう犯罪があるということなんで、やはり全容解明を急いでいただきたいなというふうに思うのと、「アフェリエイト」はなかなか聞き慣れない言葉だと思いますが、SNSを通じたこの簡単なバイトというのは割とやってみると、労を多くして効果が少ないということが多いと思いますので、何かやろと思うときは十分に注意してほしいなと思います。
(中谷キャスター)
今後の捜査で実態を明らかにしていただきたいです。