マッツ・ミケルセン、6年ぶりの来日舞台挨拶! 主演作『さよなら、僕の英雄』でジョン・レノンを名乗る男を熱演! 等身大パネルと並びニッコリ

デンマークを代表する北欧の至宝こと、俳優のマッツ・ミケルセンが6月5日(金)、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『さよなら、僕の英雄』の舞台挨拶付き特別先行上映会に登壇した。マッツ・ミケルセンが主演映画の来日舞台挨拶をおこなうのは『残された者-北の極地-』以来約6年ぶりとなる。マッツ・ミケルセン、6年ぶりの来日舞台挨拶! 主演作『さよなら、僕の英雄』でジョン・レノンを名乗る男を熱演! 等身大パネルと並びニッコリ
この日の舞台挨拶にはマッツのを一目見ようと、会場には多くのファンが詰めかけ、久々の来日となった“北欧の至宝”を熱烈な拍手で迎えた。

登壇したマッツは、本作について「アナス・トマス・イェンセンらしい、とても詩的でありながら完全な狂気に包まれた作品です。そして、とてもデンマークらしい作品でもあります」とコメント。「これだけ多くの日本の皆さんが、私たちが母国で作っている映画を受け入れてくれていることを大変光栄に思います」と日本の観客へ感謝を伝えた。

マッツが演じるのは、記憶を失い、自身をビートルズのジョン・レノンだと思い込んでいる男マンフレル。これまで『007/カジノ・ロワイヤル』のル・シッフルや「ハンニバル」のハンニバル・レクターなど、知的でミステリアスな役柄の印象が強いマッツだが、本作では冴えない中年男性という異色のキャラクターに挑戦している。

イベントでは、劇中のマンフレルを再現した等身大パネルも登場。スタイリッシュなスーツ姿のマッツと、“ダサおじ”姿のマンフレルが並ぶと、会場からは大きな笑いと歓声が上がった。
本作でマッツは数々のスタントシーンにも挑戦。撮影について聞かれると、「30年前だったらもっと楽だったと思います」と笑いを誘いながらも、「私は自分でスタントをやるのが好きです。スタントもキャラクターの一部だからです」と語った。

さらに、若い頃に影響を受けた人物として「ブルース・リーとバスター・キートン」を挙げ、「今回のスタントはバスター・キートンから大きな影響を受けています。スタントに見えないような乾いたユーモアのある動きを意識しました」と明かした。

また、マンフレルの特徴的なパーマヘアについては、「監督や衣装・メイク担当と相談して作りましたが、私はいつもみんなより少しやり過ぎてしまうんです」と苦笑い。「ただ、パーマについて知らなかったことが一つあって、とにかく臭いんです。妻にはとても不評でした」と会場を沸かせた。

劇中ではジョン・レノンに憧れるマンフレルが“ビートルズ再結成”を夢見る姿が描かれるが、「ビートルズ派かABBA派か」と問われると、「どうしてどちらかを選ばなければならないんですか? 両方とも素晴らしいじゃないですか」とマッツらしいユーモアで返答した。

『さよなら、僕の英雄』は、強盗事件で服役したアンカーが、かつて大金を預けた兄マンフレルと15年ぶりに再会するところから始まる。だが、マンフレルは隠し場所を忘れただけでなく、自分をジョン・レノンだと思い込んでいた。失われた記憶を取り戻すため、精神科医を巻き込みながら“ビートルズ再結成計画”が始まるが、事態は思わぬ方向へと転がっていく。

監督を務めたのは、『アダムズ・アップル』『ライダーズ・オブ・ジャスティス』などで知られるアナス・トマス・イェンセン。マッツは監督との長年の関係について、「ニコライ(・リー・コス)も含め、私たちはキャリアの初期から一緒に仕事をしてきました。クレイジーな役を演じる時には『やり過ぎだ、現実に戻ってこい』と言ってくれる信頼できる仲間が必要です。私にとってニコライはそういう存在です」と語った。

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