“女性叩き”が過熱するSNS。ネット上のミソジニーに対抗するために何ができる?ブレイディみかこさんが語るイギリスの取り組み

イギリスでは、オンラインのミソジニーやポルノを規制する動きが進んでいる。

英政府は7月、ミソジニーやポルノなどの有害な影響から、子どもや若者を守るための新しい教育ガイダンスを発表した。【動画】SNSの「女性叩き」が急増、なぜ?イギリス政府の対策がすごい。ブレイディみかこさん動画対談なぜイギリスは、ミソジニーやインセル文化(モテない理由を女性に転嫁して憎悪するコミュニティ)、マノスフィア(男性至上主義でフェミニズムを嫌悪するコミュニティ)をなくすための取り組みに力を入れているのか。
同国在住のライター、ブレイディみかこさんは、これらの問題が国会で取り上げられるようになった大きなきっかけは、Netflixのドラマ『アドレセンス』だとハフポスト日本版の対談で話す。

同作では、13歳の少年が女子生徒殺害の容疑で逮捕された事件が描かれ、オンラインコミュニティの思想や文化が、思春期の子どもたちに与えている影響を可視化。社会に大きな衝撃を与えた。

ブレイディさんによると、インセル文化やマノスフィアが中学生などのローティーンにまで広がった背景には、コロナ禍のライフスタイルの変化がある。

外出できなくなった若い男の子たちが、YouTubeなどのネットを使ってトレーニングをするうちに、アルゴリズムでマノスフィア系のインフルエンサーの動画が表示されるようになったという。

ブレイディさんは、雑誌『SPUR』の連載コラムを書籍化した著書『SISTER “FOOT” EMPATHY(シスター“フット”エンパシー)』で、SNS上で女性をターゲットにして攻撃する問題も取り上げ、「オンライン・ミソジニーをボイコット」する方法について考えている。

インセルやマノスフィアが中学生にまで低年齢化する一方で、イギリスでは10代の若者自らが、SNSから距離を置こうとする動きもあるという。

オンライン・ミソジニーに対抗するために、足元からの女性の連帯「シスター“フット”」にできることはあるのだろうか。

ブレイディさんはハフポスト日本版の動画対談で、イギリスの動きや私たち一人一人ができる行動について語った。

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