押収されたのは、大量の理容道具。農業分野の「特定技能外国人」として働くベトナム人の男が、無許可で理容師をしていたとして逮捕されました。
警察署に並べられた、ハサミや複数のバリカン。ほかにも理髪店で見かける大小さまざまなくしや体にかけるクロスなども。入管法違反の資格外活動の疑いで、きのう、八代市松崎町に住むベトナム国籍のチャン・ヴァン・トゥン容疑者27歳が逮捕されました。
農業分野の「特定技能外国人」として働いていたチャン容疑者は、去年12月21日、資格外の活動の許可を受けずに自宅アパートで理容師として働き、報酬を受け取った疑いがもたれています。
警察はサイバーパトロールでチャン容疑者がSNSに投稿した利用客への呼びかけなどを確認。顧客のほとんどが外国人だったとみられ、自宅から、髪を切る際に使っていたとみられる理容道具約60点が見つかりました。
「特定技能外国人」は、人手不足の分野で働くために認められた在留資格です。法務省によりますと、無許可で別の仕事をすると入管法違反となり、強制送還されるケースもあるということです。
警察の調べに対し、容疑を認めているというチャン容疑者。理容師の資格を持っておらず、警察は理容師法違反の疑いも視野に調べています。