警察官などをかたり、現金1400万円をだまし取ったとして、福井県警は11日、群馬県邑楽町の飲食店従業員の男(21)を詐欺と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の両容疑で逮捕した。
発表によると、男は2025年9月23日から同10月14日までの間、氏名不詳者と共謀。電話通信会社員をかたって福井県勝山市の70歳代男性宅に「免許証が偽造され、料金が未納となっているので警察から緊急連絡がかかってくる」などと電話をかけた。その後、警察官をかたりLINEのビデオ通話などで「あなたが詐欺に関与しているかもしれないため調査する必要がある」「潔白を証明するためにも口座のお金を全て送ってほしい」などと言い、宅配便で東京都内のアパートに現金1400万円を送付させ、だまし取った疑い。
「自分宛てでない荷物を受け取ったのは間違いないが、現金が入っていたとは思わなかった」と容疑を一部否認しているという。県警は特殊詐欺グループの受け子とみて捜査している。