磐越道バス事故 運転手の事故歴など確認「していません」 刑事責任の可能性があるのは

高校生ら21人が死傷した磐越自動車道でのマイクロバスの事故をめぐり、新たな動きがありました。警察は、このバスを運転していた男に逮捕状を請求しました。【画像】磐越道バス事故 過失運転致死傷の容疑で運転手の逮捕状請求
稲垣尋斗さん(17)は6日、事故に巻き込まれ亡くなりました。遺族は、「この状況をまだ受け止めきれない」とコメントしています。

新潟市にある北越高校の男子ソフトテニス部の部員20人が6日、部活の遠征で福島に向かう途中、事故に巻き込まれました。17人が重軽傷。稲垣さんは車の外に投げ出され、亡くなりました。

捜査関係者によると、現場に明確なブレーキ痕などは残っていなかったといいます。

運転していたのは、68歳の男性。学校の関係者ではなく、今回の遠征用に手配された人物です。

手配したのは新潟県内のバス会社「蒲原鉄道」で7日、国交省の職員による立ち入り調査が行われました。

蒲原鉄道 茂野一弘社長
「関係各所に説明に回っている。きのうからお話しする内容に変わったことはない。申し訳ありません」
蒲原鉄道は、これまで何度も北越高校からの依頼を受けていたといいます。

蒲原鉄道 茂野一弘社長
「北越高校から依頼は非常に多い。今回は貸し切りバスを使わずに、レンタカーを使って送迎をしたいという話」

バス会社の説明です。1か月ほど前、ソフトテニス部の顧問から“遠征用のバスの手配をして欲しい”、“レンタカーでお願いしたい”、“運転手もお願いしたい”と依頼があったということです。

通常、貸し切りバスの依頼しか受けていませんが、学校がお得意さまだったため、手数料などもとらず、無償でレンタカーとドライバーを手配することにしたといいます。

蒲原鉄道 茂野一弘社長
「今までのお付き合いの中で手間をお手伝いした形」

蒲原鉄道 金子賢二営業担当
「僕の方でレンタカーを頼んだ。北越高校の部活名で」
その際、実際に運転するドライバーの免許証ではなく、バス会社の営業担当者の免許証を提示して借りたといいます。ただ、このレンタカー会社の規約では、運転する人全員の免許証の提示が必要となっています。

蒲原鉄道 茂野一弘社長
「他の運転手が運転することはレンタカー店には連絡はしてない?」

蒲原鉄道 金子賢二営業担当
「してない」

規約についての認識はなかったようです。

蒲原鉄道 茂野一弘社長
「契約の内容がどうだったかよくわかっていなかったので、申し訳ない」

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