成松由紀夫容疑者新庁舎建設工事巡りあっせん収賄容疑で逮捕された熊本県八代市議、会見で関与否定「でっち上げ」

熊本県八代市の新庁舎建設工事を巡り、特定の業者が受注できるよう市幹部に働きかけた見返りに現金6000万円を受け取ったとして、警視庁と熊本県警の合同捜査本部は7日午前、同市議の成松由紀夫容疑者(54)をあっせん収賄容疑で逮捕した。市議の立場を利用したとみて詳しく調べる。【写真】熊本県警察本部
新庁舎建設を巡っては、契約などの過程が不透明だとする声が八代市議会内から上がり、市議会は2025年12月、地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設置した。
今年4月14日に開かれた証人喚問では、市契約検査課に勤務していた女性職員が、入札に参加する企業の評価基準が特定の業者に有利になっている印象を受けたことを証言した。また、同28日の証人喚問でも、市新庁舎建設課の元課長が19年11月に市幹部から呼び出され、同席した成松由紀夫容疑者から「受注額が10億か11億足りない」という趣旨の発言があったと証言。本体工事を落札した前田建設工業らJVの利益が足りず、不足分の穴埋めを求められたと判断し、補填(ほてん)策の検討を行ったと説明した。
成松容疑者は今年4月15日、所属する自民党の八代市議団が開いた記者会見で、不正に関与した疑いが指摘されている点について「事実無根のことが多く、でっち上げ」などと主張した。

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