「こっちに出ておいで」「危ないものは置いてよ」警察が容疑者を説得 アパート立てこもり事件 愛知

4日、愛知県豊橋市で約2時間にわたりアパートに立てこもっていた男が逮捕された事件。警察が男を説得する緊迫の様子をカメラが捉えていました。【動画】「入ってきたら刺すぞ」立てこもりの男「手に持ってるもの置いてよ。危ないものは置いてよ」(警察官)
「入らんから、こっちに出ておいでよ」(警察官)
「はさみを持ってるでしょ今。はさみ危ないから、はさみを置いて。ナイフも置いて。危ないから」(警察官)
 
 警察官が声をかけた相手は、約2時間にわたり、このアパートの部屋に立てこもっていました。

 4日、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、ブラジル国籍で住居・職業不詳のロドリゲス・ロジェリオ・サイトウ容疑者(37)。

 警察官に対し、はさみを向けるなどして、職務を妨害した疑いがもたれています。

「きのう午後4時過ぎに帰宅したころには、現場付近に黄色いテープが張られていた。こっちも三角コーンが置いてあって、道ごと封鎖された感じで家に入れない状態」(近くに住む人)
「『包丁をしまって、落ち着いて』と言ってたので、『包丁持ってる人がいるの?』と思い、びっくりして怖かった」(近くに住む人)
周辺住民を不安にさせた事件は、4日午後3時すぎに起きました。

 豊橋市多米中町で、盗まれたとみられるナンバープレートをつけた車を、警察が発見。

 車に乗っていた男に職務質問をしようとしたところ、男はその場から逃げ、近くのアパートの部屋に立てこもりました。

「誰もけがしちゃいけないから、お話をまずしましょう。あの車は誰のかな、というのが聞きたかっただけなの。何をしてるのかなと思ったわけ。車のトランクを開けてね。その理由が聞きたいだけだから、はさみと包丁置いて」(警察官)
 
 警察はアパートの周辺を取り囲んで説得を続けますが、なかなか出てきません。

 そして――

「今突入しました。今、午後5時半です」(カメラマン)

 警察は、サイトウ容疑者の身柄を確保。

 サイトウ容疑者が立てこもったアパートの部屋は、自宅ではなかった可能性があります。

 部屋には当時、住人とみられる別の男性がいましたが、その後保護され、けがはなかったということです。

 警察の調べに対し、黙秘しているというサイトウ容疑者。

 警察は、サイトウ容疑者がこのアパートの部屋に入った理由や、盗まれたとみられるナンバープレートとの関連を調べています。

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