安達容疑者「遺体移動の目的」と「遺留品分散のワケ」男児遺棄事件…父親の心理と2つのナゾを分析【バンキシャ!】

京都府南丹市で小学生の安達結希くんの遺体を遺棄したとして、父親が逮捕された事件。安達容疑者は複数回、遺体を移動させていたとみられています。そして、遺体と遺留品が別々の場所に置かれていた理由とは?元神奈川県警捜査1課長の鳴海達之さんに話を聞きました。【真相報道バンキシャ!】【動画】残る2つのナゾ…元捜査一課長の見立ては
桝太一キャスター
「京都府南丹市で安達結希くんの遺体が見つかり父親が逮捕された事件で、まだ残る2つのナゾについて鳴海達之さんに聞いていきます」

(1)遺体を複数回移動させたとみられていますが、一体なぜ?」
(2)リュックと靴は、なぜあの場所で見つかったのか?
桝太一キャスター
「まずは1つ目のナゾについて、模型を使って位置関係を整理していきます。現場周辺はいくつもの山が連なっている場所で、安達容疑者と結希くんが同居していた自宅と、市街地の方にある安達容疑者が結希くんを送ったと話す小学校との間に遺体発見現場があります。遺体が見つかったのは、小学校から約2キロの山林。安達容疑者はこの場所に遺棄するまでに、別の数か所に遺体を運んでいたとみられています」

――鳴海さんの捜査の経験上、(遺体を)移動させる行為はあることでしょうか?

「私の経験ではありません。一度、遺体を置いたところから移動させるのはリスクを伴うので避けたいと思う」

――どういった心理があると考えられますか?

「なかなか考えづらいですが、自分では見つからないと思っていた遺体が発見されそうになると隠したくなるという心理が働くのだろうと。それでもリスクを負って移動させて隠すという行為をしたのだろうと」
――18日、自宅から2キロほど離れた『るり渓』と呼ばれる場所の公衆トイレ周辺で、警察が現場検証を行いました。可能性として一時、公衆トイレ周辺に遺体があったということも視野に入れているのでしょうか?

「取り調べの中で殺害を自供していますので、『殺害した場所がどこか』という問いに、おそらく公衆トイレや周辺をあげたのだろうと思います。それで、ここを再度検証しようということになったのだと」

――もし一時、(安達容疑者が)公衆トイレ周辺に遺体を遺棄したとすれば、なぜこの場所を選んだと考えられますか?

「土地勘があって自宅から近いので、朝どれくらいの人が来てトイレを使うのか大体わかっているんだと思います。使う人の少ない時間帯だったら大丈夫だろうと、そんな作用も働いたのではないかと思います」

――安達容疑者は遺棄について、『1人でやった』という趣旨の供述をしています。明るい時間は市内全域で連日捜索が行われ、警察も動いている中で、1人で(遺体を)運ぶことは可能なのでしょうか?

「可能とは思いますが、普通はなかなかやらないですね。ただ、市内全域といっても、すべての地域を一斉に捜索するわけではなく、場所を区切って行うので、その間隙を縫っていけば遺体の移動は可能と考えます」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする