心理容疑者 安達優季容疑者【解説】“行方不明”男児の情報提供を求めるのに「怖いくらい冷静」息子の遺体遺棄容疑で逮捕の父親の心理は 元警視庁刑事「平静装い『自分が犯人ではない』周りにアピールする狙い」指摘

京都府南丹市で11歳の男子児童・安達結希さんの遺体が遺棄された事件で、養父の安達優季容疑者が逮捕されました。【最新情報を動画で】「怖いくらい冷静」息子の遺体遺棄容疑で逮捕の父親の心理容疑者は死体遺棄を認めると同時に、殺害についても供述しているとされます。

関西テレビ「newsランナー」では、元警視庁刑事の吉川祐二さんが解説。

結希さんが“行方不明”になり、安達容疑者から情報提供を求めるチラシを受け取った人たちが一様に「怖いほど冷静だった」と話したことなどを受け、「平静を装い、自分が犯人ではないんですよ』ということを周りにアピールするという狙いも考えられる」と意識的な感情制御があった可能性を示しました。
遺体が発見された現場では規制線が解除され、カメラが近くまで入りました。映像には細い道が映し出され、街灯のない暗がりが広がっていました。

その映像を目にした吉川さんは、真っ先に”草”に注目しました。

【元警視庁刑事 吉川祐二さん】「草を重要視している。それを踏みつけている状態があるのか、そのようなことは見たいですね。

実際にご遺体が置かれていた場所、寝かされていた場所、そこがどこなのか。そしてその周辺はどうなっているのか。鑑識作業を行った形跡があるのかとか、そのようなことを見てみたいと思いました」

さらに、遺体が置かれた位置そのものも犯人の心理を映し出すと指摘します。

【元警視庁刑事 吉川祐二さん】「ご遺体が置いてあった場所から、人が通るのが見えるのかどうか、また外からご遺体が置いてあった場所について分かるのかとか、そういうことも重要ですよね。外を見ることができるのであれば、慌ててその場に置いたということも考えられる」
事件をめぐっては、安達容疑者の行動に周囲が違和感を覚えていたことも明らかになっています。大きく2点に整理されます。

1.自ら110番通報:「学校まで子供を送っていたが、迎えに行くと学校に来ていないと言われた」と自ら通報。

ただし警察が確認できているのは”学校の近くまで来ていた”という事実のみで、「学校まで送り届けた」という安達容疑者の説明とは矛盾しています。

2.自らチラシ配り:結希さんを探す活動の中でチラシを配る安達容疑者の様子を、受け取った人は「普通で違和感があった」「怖いくらい冷静だった」と証言しています。

この”怖いくらい冷静”という言葉について、吉川さんは次のように分析します。

【元警視庁刑事 吉川祐二さん】「”怖いぐらい冷静”というのは、言い換えれば平静を装っていたということもいえる。

110番通報をするとか、チラシを配るとか、そういうことをすることによって『自分が犯人ではないんですよ』ということを周りにアピールするということも考えられる」

慌てた素振りを見せなかったことについても、「慌てるような行動を、自分で押さえていたということも十分あります」と語り、意識的な感情制御があった可能性を示しました。

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