珠洲市で開催中の奥能登国際芸術祭2020+(プラス)(北國新聞社特別協⼒)の展⽰品が持ち去ら
れた事件で、珠洲署は7⽇、窃盗の疑いで、珠洲市⼤⾕町、無職松前慎吾容疑者(33)を逮捕したと
発表した。盗難被害に遭った展⽰品6点は、展⽰会場から約250㍍離れた同じ町内にある松前容疑者
の⾃宅近くで⾒つかった。調べに対し松前容疑者は「盗んだことに間違いない」と容疑を認めてお
り、同署は動機などについて引き続き捜査する。
逮捕容疑は、4⽇午前9時半ごろから午後4時ごろまでの間、芸術祭の会場の⼀つで同市⼤⾕町のス
ズ・シアター・ミュージアム「光の⽅⾈(はこぶね)」に展⽰されていた鞍(くら)1点、⽡の型2
点、蓑笠(みのがさ)3点の⺠具計6点(時価計21万5千円相当)を盗んだ疑い。
実⾏委によると、4⽇午後4時ごろ、運営スタッフが⺠具6点がなくなっていることに気付き、6⽇に
珠洲署に被害届を出した。
同署によると、運営スタッフが5⽇午後1時50分ごろ、被害品とは別に、展⽰品だった農耕道具1点
を松前容疑者宅付近の屋外で⾒つけた。
同署は同ミュージアム⼊館者の履歴などを調べるとともに被害品を探し、6⽇午前10時半ごろ、同容
疑者の⾃宅近くの屋外に⺠具6点が置いてあるのを確認した。任意で事情を聴いたところ、容疑を認
めたため、同⽇に逮捕した。これらの品とは別に、展⽰品とみられる⽵ほうき1点も⾒つかってお
り、同署は関連を調べている。
同署と実⾏委によると、松前容疑者は⼀般客として同ミュージアムに⼊館したとみられ、運営スタッ
フではなかった。実⾏委事務局は「展⽰品が返ってくることを最優先に願っていた。鑑賞者の皆さん
が珠洲に関⼼を寄せ、気持ちよく鑑賞できるように努める」とコメントした。