「海外の客は基本『2回戦』、3回戦目を誘われたらそれも受ける」女性に“海外売春”を斡旋して“荒稼ぎ”する最凶スカウトグループの“新たなビジネス”

〈「ヤギとの性行為で1億円」「富豪から超高額のおカネをもらえる」SNSで“海外売春の噂”が拡散…違法スカウトグループが女性を海外に斡旋するワケ〉 から続く【衝撃画像】「海外の客は基本『2回戦』、3回戦目を誘われたらそれも受ける」女性に“海外売春”を斡旋して“荒稼ぎ”する最凶スカウトグループのトップを写真で見る警察が最凶と恐れるトクリュウ型犯罪集団「ナチュラル」。2000人ものスカウトたちが路上やSNSで女性を狙い、次々と風俗店へ送り込む。独自の「闇アプリ」で支配された組織は、年間数十億を稼ぎ出し、裏切り者には凄惨なリンチを加えるという。暴力団や警察官までも飲み込む、この地獄のような組織の実態とは――。

 ここでは、組織の実態に迫ったルポルタージュ『 捕食 欲望をカネに変えるトクリュウ型犯罪集団「ナチュラル」の闇 』(著=清水將裕・日本橋グループ*、講談社)より一部を抜粋。「ナチュラル」が手がける“新たなビジネス”について紹介する。(全5回の4回目/ 5回目に続く )

◆◆◆
ナチュラルでは、海外への斡旋を進めるうえで、スカウトに対する研修のようなことも行っている。アプリ内では、海外独特の用語として以下のような言葉が紹介されていた。

 インコール=お客様が滞在先に来るタイプ

 アウトコール(常連客のみ)=ドライバーが現場に送る、デリヘルのようなイメージ

 セイハロー=フリーの客が来店した場合、女性が待合室に行って顔見せ

 オーバーナイト=仕事終わりから8〜10時間、客が女性と「お泊まり」する

 海外の客は基本「2回戦」で、3回戦目を誘われたらそれも受けるよう推奨されている。

 ただ、最近では海外での売春も斡旋した人物が摘発され、スカウトにとってリスクが高まっているという。
そこで、もっとも新しい動きとしては、ネット上の無修正動画への進出が目立っている。

 AV業界はいま、かつてのVHSビデオからDVDでの販売という時代を経て、ネット上で動画をダウンロードするストリーミングが主流になっている。特に、いまはスマートフォンでアダルト動画を見る利用者も多い。

 そして、従来の大手メーカーだけでなく、素人などを売りにする新しい動画サイトも相次いで開設され、売り上げを伸ばしている。

 この業界でも、慢性的に起きているのが、出演する女性の人材不足だ。特にAV出演をめぐるトラブルがニュースとして報じられ、また新法の施行もあって出演を躊躇する女性も多い。そこでスカウトの出番となるのである。

 そういえば、あの佐伯もこう話していた。

「自分も少しずつ始めていますが、最近は、AVやエロ動画に女の子を紹介してかなり儲けているメンバーもいますよ。動画だと、ダウンロード数によって通常のスカウトバックだけでなく、プラスしてインセンティブがもらえることもありますし、ソープランドなどの風俗店に紹介するよりもリスクが少ないという話です。

 実際、本人が希望していれば、アダルトな動画への出演を紹介したとしても、スカウトまでが摘発されることははまずないんじゃないですかね。リスクの面でも、風俗店に紹介するよりもいいんじゃないかとスカウトの仲間内では言われています」

 アダルト動画への出演についても、出演を勧誘したなどとして容疑者が逮捕されるケースはあったが、過去の事例を見ると不起訴になることも多いのが実情だ。常に新しいものを見付け、めざとくカネにしていくのがナチュラルのビジネスである。

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