ホームページ上で「漏電、ブレーカートラブルなどプロが即日解決!」といったうたい文句で集客していた電気修理店。実はホームページを運営していたのは、不要な工事を持ちかけて代金をだまし取ろうとしていた集団とみられています。実際に被害にあった女性を取材しました。【動画】HPで「ブレーカートラブルなど即日解決」とうたい詐欺か… 被害女性を取材
私たちが話を聞いたのは、電気の修理を業者に依頼したという女性。
女性
「これ直さないと(電気)つきませんよって、50何万円かかりますと」
女性が依頼したというのが、「マッハ電気修理」と名乗る業者です。
「プロが即日解決! マッハ電気修理は事前見積もりで追加費用は一切なしの明朗会計です!」
「他社よりも1円でも安くできるよう努力しております」
安さを売りにしたこのサイトを運営していたとみられるのが、松本健人容疑者(31)、室谷康太容疑者(21)、藤田翔大容疑者(28)、野田柊介容疑者(21)の4人です。
去年、室内照明にトラブルがあった東京・大田区の男性に不要な工事を持ちかけ、代金をだまし取ろうとした疑いなどで逮捕されました。
その集客の入り口になったのが「マッハ電気修理」を名乗るホームページです。検索した際、この広告が上位にくる「リスティング広告」の仕組みを悪用していたとみられています。
質問欄には「作業後に予期せぬ高額な料金を請求することは一切ございません」といった文言も書いてありました。
こうしたホームページをみて客が電話で作業を依頼。業者を名乗り自宅を訪ね「ブレーカーが原因です。今すぐ交換しないと漏電して火事になります」などといい、工事代金およそ22万円を請求。ただ実際には、今すぐの工事は不要だったといいます。
警視庁によりますと、被害は1都6県で246件、およそ4700万円にのぼるとみられています。
同じサイトから依頼をしたという女性も、ブレーカーの修理が必要だといわれたといい…
女性
「『50何万円かかります』と、そんなに払えませんと。上の人に相談してみますと。戻ってきて『値引きします』。それでも高い。手元に18万円しかないから、18万円持って行ってください」
その後、警察に連絡するも、いまもお金は戻ってきていないといいます。