今回、坂田容疑者は制御が困難な速度で事故を起こし、そのまま現場から逃げた疑いで逮捕されました。
制御が困難な速度とはどの程度の速度を指すのか。交通事故分析の専門家に聞きました。
吉本康祐記者
「坂田容疑者はこちらの直線道路からカーブした道にさしかかって交差点に侵入し、信号機に衝突したとみられます」
事故は高岡市羽広町東の交差点で、去年12月18日、午前0時25分ごろに起きました。
車は南東方面から、国道8号に出るルートを進行していたとみられています。
羽広町東の交差点を直進する道路は、ややカーブして進む必要があります。
この道路の制限速度は40キロです。
警察は制御が困難で、曲がり切れないような速度で交差点に進入し、信号機に衝突したとみて、坂田容疑者を危険運転致死の疑いで逮捕しました。
制御が困難な速度とはどのような速度なのか。
元千葉県警の交通事故捜査官で交通事故分析の専門家は次のように説明します。
交通事故鑑定人・熊谷宗徳さん
「カーブであったら旋回限界速度というものがありまして、それ以上出してしまうと旋回できずに路外逸脱してしまうような速度のことを言います。映像を見ていると、30キロ程度で走るのがちょうどいいぐらいの速度だと思うんですけど、80キロとかだとおそらく路外逸脱して信号柱に衝突して しまったりすると思うので、おそらくその程度の速度で危険な、制御が困難な速度になってくると思います」
この場所では時速80キロ程度が制御が困難な速度にあたると指摘します。
また、熊谷さんは当時の速度を警察は付近の防犯カメラの映像や、タイヤの横滑りの跡などから調べると説明しました。