息子を名乗り「契約書類が入ったバッグ盗まれた。返すから金貸して」上司装う男性に195万円渡す…詐欺だった

山口県警は7日、県内で3件のうそ電話詐偽の被害が発生したと発表した。相次ぐ被害に県警は、警察官や息子を装う電話に注意を呼びかけている。
山口南署は、山口市の60歳代の女性が現金845万円をだまし取られたと発表した。女性は3月25日、千葉県警の警察官を名乗る男から「カード詐欺の犯人があなた名義のキャッシュカードを持っていた」「あなたを逮捕することになる」などと脅され、SNSのビデオ通話で偽の逮捕状などを見せられた。信じた女性は同25日~27日に8回に渡って計845万円を振り込んだ。
山陽小野田市に住む80歳代の女性は1日、電話で息子を名乗る男から「喫茶店で契約書類などが入ったバッグを盗まれた。返すからお金を貸して」と言われ、息子の上司を装う30歳代と見られる男性に現金195万円を手渡した。息子本人に確認したところ、詐欺だとわかり山陽小野田署に通報した。
防府市では2日、同市の80歳代の男性がキャッシュカード2枚をだまし取られ、現金約131万円が口座から引き出された。防府署によると、警察官を名乗る男が、「口座から4、5万円が引き出されている。調べる必要があるので、キャッシュカードを預かる」と男性に電話をかけ、自宅を訪れた警察官を名乗る男にカード2枚を渡した。その後、身に覚えのない出金があり、金融機関に相談して詐欺だと発覚したという。
県警は、「非通知や+で始まる番号に出ない」「警察など捜査機関がキャッシュカードを預かる、口座振り込みを指示する、SNSでのやりとりをすることはない」と注意を呼びかけている。

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