マカオ、IR集積エリアの路上で通行人に声かけ模造品スマホ販売…中国人の男逮捕

マカオ治安警察局は4月2日、統合型リゾート(IR)が集積するコタイ地区のメインストリートのひとつ、路氹連貫公路の路上を歩いていた市民に声をかけ、模造品のスマートフォン1台を販売したとして、40代の中国人(中国本土居民)の男を逮捕したと発表。

 同局の発表によれば、前月(3月)29日、市民から「急に現金が必要になったため、箱とレシート付きのスマートフォン1台を4千香港ドル(約7.9万円)で売りたい」と声をかけてきた男がおり、相手との取引に応じ、その場で相手と別れたが、翌日あらためて確認したところスマートフォン本体と箱に記載のシリアル番号が一致せず、スマートフォンの動作にも異常があることに気づき、模造品をつかまされた可能性があるとの通報が寄せられたたとのこと。
通報を受けた同局が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して容疑者の男を特定し、男が31日に港珠澳大橋マカオ側イミグレーションから出境しようとしたところを逮捕に成功。この際、男は被害者に売ったものと酷似したスマートフォンを6台所持していたという。

 男は同局の調べに対し、当該スマートフォンは事前に中国本土で見知らぬ人物から1台あたり400人民元(約9200円)で計7台購入した模造品で、事件当日はカジノで負け、急に現金が必要になったことから、通行人に声をかけて模造品のスマートフォンを販売したなどと供述。その後、同局が専門家に鑑定を依頼し、本件に絡むスマートフォン7台がすべて模造品であることが確認されたとした。同局では男を刑法第211条「詐欺」罪で検察院送致する方針。

 近年マカオでは同種の詐欺事件がしばしば発生している。

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