〈my Baby happy birthday 本当に母子共に頑張ってくれました、ありがとう これからは家族3人犬1匹と楽しく暮らしていきます〉(2024年3月5日。黒川真稀さんのSNSより)【写真】〈ただあいちてる〉〈#毎日仲良し〉SNSに残される“派手なタトゥーのギャルママ”(27)と亡くなった夫の「幸せな日々」
インスタグラムに投稿された1枚の写真。写っているのは生まれたばかりの子どもと、黒川まみ容疑者(27)だ。この日からおよそ2年後、愛する子どもの育児をめぐって凶行に走るとは、本人も予想しなかっただろう──。【前後編の後編。前編から読む】
すでに報じたとおり、まみ容疑者は3月29日夜、生活費をめぐって夫の黒川真稀さん(28)と口論になり、刺殺しようとした疑いで翌日に逮捕。容疑が殺人に切り替えられ、すでに送検された。
「まみ容疑者は調べに対し、『夫が育児を全くせず、不満だった』とも話している。日頃から鬱憤がたまっていたのでしょう」(キー局社会部記者)
亡くなった真稀さんはシーリング工事を中心に、塗装やリフォーム工事などを行う法人の社長だった。法人登記によれば、会社は2023年9月に設立されている。
公式ホームページには〈『誠実な仕事で信頼を築く』がモットー〉〈仲間たちと共に成長し、これからも『街を支える力』として歩み続けてまいります〉などの言葉が綴られており、真稀さんの真摯な仕事への姿勢がうかがえる。
そんな真稀さんは千葉県市原市出身。幼いころは、市内の県営住宅に住んでいた。
「みんなからは『クロ』とか『クロちゃん』とか呼ばれていました。学生時代はビリヤードや筋トレが趣味だったと思います。ヤンチャで眉毛も薄く、見た目は少しいかつかったかな。でも仲間思いで、友達も多かったです。今でいうと、”陽キャ”って感じです。恋愛に関しては一途でした。付き合うと”女がらみ”を切るタイプ。
親御さんとはむしろ仲が良かったほうだと思います。当時使っていたTwitterにも、母親の名前がたびたび出ることがあったし。なんでこんなことになったのか、見当もつきません……。葬儀は4日にあるみたいですが、死んだのがまだ信じられない」(真稀さんの知人)
この知人によれば、真稀さんは中学を卒業後に県内の高校に進学するも中退。建設業に携わるようになった。それからしばらく経ち、会社を立ち上げる1年ほど前から、SNSにまみ容疑者が登場するようになる。
別の知人が見せてくれた真稀さんのものと思われるSNSのストーリーのアーカイブには、現在に至るまでの2人の写真が複数、投稿されている。
2023年1月1日には、まみ容疑者の自撮りとともに、
〈お正月太り いっぱい食べていっぱいおでかけしたね 2023年もよろしくねただあいちてる〉(原文ママ)
など”のろける”投稿があり、翌日には熱海旅行へ行く姿も確認できる。さらに同年3月にも、「八景島シーパラダイス」でのデート写真を投稿し、「#毎日仲良し」「#毎日がhappy」などのハッシュタグを添えていた。
そして2024年3月5日には、冒頭の文言とともに長男の誕生を報告。初の子宝に恵まれたことを喜んだ。
事件の顛末からは想像できないが、SNSを見るかぎり2人は「幸せな夫婦」だった。いったいどこで、不和が生じてしまったのか。