水谷水都代容疑者6人死亡の新名神高速事故の現場は… 工事で50キロ規制、上りから下り坂に 「前をよく見ていなかった」

三重県亀山市の新名神高速でトラックが乗用車に衝突し6人が死亡した事故で、逮捕されたトラック運転手の女はブレーキを踏んだが間に合わなかったという趣旨の話をしていることが分かりました。

 「前をよく見ていなかった」

 警察の調べに対し、容疑者はこう供述しました。

 6人が死亡する痛ましい事故は、3月20日の3連休初日に起きました。

 20日未明、大阪方面へと向かう新名神高速下り「野登トンネル」の出口付近で、大型トラックが追突し、車2台などが炎上する多重事故が発生。

 この事故で、1台の車に乗っていた性別不明の大人とみられる1人、さらにもう1台の車に乗っていた大人の男女2人と性別不明の子ども3人の計6人が死亡しました。
警察は21日、大型トラックを運転していた広島県安芸高田市の運送会社社員、水谷水都代容疑者(54)を過失運転致死の疑いで送検しました。

 調べに対し、水谷容疑者は容疑を認めています。

 さらに警察は、広島市にある水谷容疑者の勤務先と関係先を家宅捜索しました。

 水谷容疑者はこの会社で4年ほど働いていて、勤務先の社長は「(水谷容疑者は)トレーラーの免許もあり、その辺でいちばん安心して運転を任せられた。今まで大きな事故はしたことがありません」と話しています。
なぜ事故が起きたのか。

「事故が起きた野登トンネル下りです。ゆるやかな上り坂になっています。出口付近ではゆるやかな下り坂になりました」(記者)

 警察によりますと、当時現場は約1km先の工事のため車線が規制され、速度も時速50km/hに規制されていました。

 トンネルの出口付近で渋滞が起きていて、その最後尾に規制を超えるスピードで大型トラックが突っ込み、事故が起きたとみられています。

 広島に向けて荷物を運んでいた水谷容疑者。

 その後の捜査関係者への取材で、現場には大型トラックのものとみられるブレーキ痕が残っていて、水谷容疑者は「渋滞に直前に気づいてブレーキを踏んだものの、間に合わなかった」という趣旨の話をしていることも新たに分かりました。

 死亡した6人の身元はまだわかっておらず、警察が特定を進めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする