【速報】また「揺さぶられっ子症候群(SBS)」で無罪判決 生後4カ月・交際相手の娘を揺さぶり硬膜下血腫などのけがさせた罪問われた男性 先週 福岡地裁・今週 宇都宮地裁でも 無罪判決相次ぐ

5年前、交際相手の生後4カ月になる娘を揺さぶって暴行し、硬膜下血腫などのけがをさせた罪に問われた男性に対し、大阪地裁は無罪を言い渡しました。

揺さぶられっ子症候群(SBS)を巡る裁判では、先週は福岡地裁、今週には宇都宮地裁で暴行を否定する無罪判決が相次いでいました。
「僕はやっていません。隣の部屋にいて、様子が急変してから気づいたんです」

大阪地裁近くの公園で、絞り出すような声で潔白を訴えた40代の男性。

交際相手の赤ちゃんに「揺さぶり」による暴行を加えたとして、傷害罪に問われています。

赤ちゃんが急変した時、最後に一緒にいたのがこの男性でした。

裁判では激しく揺さぶる暴行による出血だったのか、それとも、病気による出血だったのかが争われ、法廷では医学用語が飛び交う中で、弁護人の隣に座る男性は必死でメモを走らせている様子がありました。

裁判の感想を尋ねると、男性は「したことの証明よりもしてないことの証明っていうほうが、すごい難しい」声を絞り出すように語りました。
2021年3月、男性は付き合って半年になる女性に会うため、いつものように仕事を終えて愛知県から大阪に車でやってきました。

女性は単身で幼い2人の子を育てていて、週末は女性を休ませてあげようと、大阪に滞在している時間は、男性が2歳と生後4カ月の女の赤ちゃん・Vちゃんの育児を積極的に担っていました。

2日後の日曜日、夕方午後4時過ぎ、ゴミ捨てに部屋を出た女性が数分後に部屋に戻ってくると、男性がVちゃんを抱いて名前を呼んでいたといいます。

Vちゃんは顔面蒼白で、目と口は半開き。目の焦点は合わず、ぐったりしていて、男性たちは、急いで車で病院に向かいました。

エレベーターや病院内の防犯カメラには、男性が抱くVちゃんの腕が突っ張っる様子が映っていて、けいれんの症状でした。

急変から約1時間15分後、病院で行われた頭部CT検査で急性硬膜下血腫が見つかります。

より大きな病院から小児科医が駆けつけ、気管挿管などが実施されたものの、脳浮腫が進行し、Vちゃんは脳死に準じる回復見込みのない状態となりました。

大阪府警が捜査を進め、男性は2022年2月に傷害の疑いで逮捕され、勾留請求は認められず2日後に男性は釈放されたものの、この年の3月、「何らかの方法により、Vちゃんの頭部に衝撃を与える暴行」を加えたとして、大阪地検に傷害罪で起訴されました。

男性は当初から一貫して否認しています。

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