他人のクレジットカード情報でスマートフォンを不正購入する闇バイトを募集し、応じた人物に安値でフリーマーケットサイトに出品させて買い取ったとして、警視庁が、東京都稲城市、自営業の男(31)ら2人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)などの容疑で逮捕したことがわかった。同庁は、2人がスマホなど計700万円分を不正入手し、店に売却していたとみている。
他に逮捕されたのは、男の妻で会社役員の女(31)。
捜査関係者によると、2人は共謀して2023年秋、SNSの募集に応じた男女3人に他人のカード情報でスマホ5台(計約45万円)を不正購入させた上、フリマサイトに出品させて買い取り、犯罪収益を得た事実を隠した疑い。
調べに男は黙秘し、女は「スマホを売却して生活費に使った」と容疑を認めている。逮捕は10日。
2人は「副業」や「在宅OK」などの募集に応じた人物に、何らかの方法で入手した他人のカード情報を伝達。通販サイトでスマホを購入させた上で、「スマホの箱」などとして数千円で出品させ、女のアカウントで買い取っていたという。
実際はスマホの端末が2人の自宅に送られていたといい、同庁は「箱」の購入額が闇バイトの報酬だったとみている。自宅からは、募集に応じたとみられる約150人分の氏名や住所などの記録が押収された。