強盗や傷害事件の自作自演、山形県内では半月で3人目逮捕の異常事態

傷害事件を自作自演し警察業務を妨害したとして、山形県警米沢署は5日、米沢市の理学療法士の男(31)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。県内ではこの半月で、自作自演による同容疑の逮捕者が3人となり、異常事態となっている。
発表によると、男は1月20日、110番で駆けつけた同署員に「後ろから急にカッターみたいなもので首を切りつけられた。犯人はすぐに逃げた」と虚偽の通報をし、警察官を出動させるなど業務を妨害した疑い。容疑を認めている。
男の説明が二転三転し、首と左手首にある外傷も極めて浅かったことから虚偽と断定した。
現場付近は通学路となっており、通報当初、付近の小学校が保護者に児童の送り迎えをするよう要請するなど混乱。県警は緊急配備を解除した1月28日まで、周辺道路の検問や聞き込み捜査などを行った。
県内では、2月19日に消防職員の男が、3月4日には無職の女がそれぞれ強盗事件を自作自演したとして逮捕されている。相次ぐ逮捕者を受け、県警の阿部喜彦刑事部長が4日、「地域住民に大きな不安を与える極めて悪質な行為だ」と緊急の談話を出したばかりだった。

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