東京都町田市のマンションで住人の高齢女性が刃物で刺されて死亡した事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された同市原町田、自称派遣社員桑野浩太容疑者(40)が「包丁は自宅から持ってきた」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。警視庁町田署は襲う相手を探しながら現場周辺をうろついていたとみて、詳しい経緯を調べている。【写真】殺害された秋江千津子さん
桑野容疑者は先月30日夜、同市中町のマンション外階段で、パート従業員の秋江千津子さん(76)の腹などを包丁(刃渡り約17センチ)で刺し、殺害しようとした疑い。2日、殺人と銃刀法違反容疑で東京地検立川支部に送検された。
秋江さんの腹や胸などには刺し傷や切り傷が10か所以上あり、司法解剖の結果、死因は失血死だったことが判明した。現場からは、凶器とみられる血の付いた包丁が押収された。使い古されたものだったという。
桑野容疑者は、現場の南東約700メートルにある4階建てマンションの4階一室で暮らしていた。管理人によると、5年ほど前に入居し、トラブルなどはなかったという。調べに「全てが嫌になり、誰でもいいから殺そうと思った」と供述しているという。