水戸市のアパートで昨年12月、住人のネイリスト小松本遥さん(31)が殺害された事件で、殺人罪で起訴された元交際相手の大内拓実被告(28)が小松本さんの車に位置情報を特定できる紛失防止タグを取り付けていた疑いがあることが27日、捜査関係者への取材で分かった。茨城県警は3月2日にも、ストーカー規制法違反容疑で再逮捕する方針。
捜査関係者によると、大内被告は殺人事件が起きる直前の昨年12月下旬、小松本さんの車に紛失防止タグを取り付けたり、自宅周辺をうろついたりした疑い。
昨年12月に改正ストーカー規制法が施行され、紛失防止タグを承諾を得ずに取り付けたり、位置情報を取得したりする行為が規制対象になった。県警の捜査では、小松本さん方のぬいぐるみの中からも同様の機器が見つかったことが判明している。
起訴状では、大内被告は昨年12月31日、小松本さんの頭などを何度もハンマーで殴り、首に包丁を突き刺すなどして殺害したとしている。大内被告は「事実無根で何も知らない」と容疑を否認しているという。