アンドルー元王子の王位継承権を剝奪?英国政府が法改正を検討

英国政府が、アンドルー元王子を王位継承権の順位から除外するための法改正を検討していることが明らかになった。警察の捜査が進むなか、王室と政府が連携して対応を協議しているという。【写真】アンドルー元王子と故ジェフリー・エプスタインの2ショット
アンドルー元王子は、チャールズ国王の弟で、現在も王位継承順位第8位に位置している。

アンドルー元王子は2025年10月、未成年者への性的加害で有罪判決を受けた資産家ジェフリー・エプスタインとの関係をめぐる批判の高まりを受け、「プリンス」を含む王室称号を剥奪された。しかし、称号を失った後も継承順位自体は維持されている。
ルーク・ポラード国防担当閣外相は、英公共放送BBCの番組で、アンドルー元王子の王位継承権を剝奪することは「正しいことだ」と発言。警察の捜査結果に関わらず、将来的に王位に就く可能性を排除することが妥当だとの考えを示した。

さらに政府は、バッキンガム宮殿と「全面的に」協議を進めていると明かし、アンドルー元王子が「王位まであと一歩」という立場にある状況を回避するための措置だと説明している。

ただし最終決定は、現在進行中の警察による捜査終了後に行われるべきだと強調した。
アンドルー元王子は2月19日(木)、公職における不正行為の疑いで逮捕されたものの、11時間後に捜査継続中のまま釈放された。本人は一貫して不正を否定している。

仮に政府が正式に法改正へ踏み切る場合、英国議会での新たな法案の可決が必要となる。さらに、カナダやオーストラリアなど、チャールズ国王を国家元首とする国々の承認も求められる見通しだ。

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