内藤寛己容疑者地上げ目的 連続放火した容疑で6人逮捕 再開発進む東京・武蔵小山駅周辺で犯行

再開発が進む東京、武蔵小山駅周辺で火事が相次ぎ、地上げ目的で放火したとみられる6人が逮捕されました。20日、土地を所有する会社が取材に応じました。【画像】放火の実行役に100万円の報酬
深夜1時すぎ、救急車が集まり騒然となる住宅街。

30代 近隣住民
「消防車が結構、救急車も。あっち側の道なんですけど、大きい道に結構いっぱい来て」

 JR目黒駅へ2駅でアクセスできる好立地にある「武蔵小山駅」。

 去年10月と11月、隣接する住宅に立て続けにガソリンをまかれ、放火される事件が起きました。

 警視庁が20日、家宅捜索に入ったのは、東京・港区にある不動産会社「D・R・M」です。

 火をつけた疑いなどで逮捕されたのは6人。そのうちの1人、内藤寛己容疑者(31)が指示役とみられ「D・R・M」の社員でした。

 内藤容疑者が火災現場周辺地区の担当をしていて、警視庁は、住宅の買い取りに応じない住人に対して「立ち退き」を促したとみて調べを進めています。

株式会社D・R・M
「調査中です。すみません」※番組の取材に対して
武蔵小山周辺は、大規模な再開発が進んでいて、売却依頼の営業マンがよく家を訪ねてくるそうです。

80代 近隣住民
「昨年の夏〜秋ですね、春夏秋ぐらい。そういう時ありました。(周りにも)聞いてませんけど来てると思いますよ」

80代 近隣住民
「はがきとか 封筒で来るね。(周りが)家みんな持ってるから、平らにして売るのかね、分かんない」

 武蔵小山の不動産価値について専門家はこう話します。

Twin Company代表取締役 芳賀和樹氏
「千代田区・中央区・港区なんかは価格が上がりすぎていますので、ちょっと離れるといいますか、そういったエリアに需要が集まってきているというのはある。あくまでもざっくりですけども、品川区でいっても、10年前に比べると40%ぐらいは上がっています」
20日、番組は火災現場の土地を所有する「A社」に話を聞くことができました。

現場周辺の土地の権利を持つ「A社」
「昭和のやり方で、立ち退かなかったら放火なんて、亡くなったらどうするつもりですか。『何をするんだ』と思いました」

株式会社D・R・M ホームページから
「不動産のプロ集団だからこそ創造できる未来」

 「D・R・M」は1998年創業。A社は去年「D・R・M」の提案で今回放火のあった土地を購入しました。

現場周辺の土地の権利を持つ「A社」
「弊社はホテルや商業施設をつくる不動産事業の会社で、D・R・Mは土地を仕入れて高く売る会社です。D・R・Mさんは上場を目指して監査法人も入っていた。自己資本率も高い大変優秀な会社なんです」

 こちらは、A社が土地の所有者となっている3つの区画です。左の区画は、すでにビルが立ち退き更地状態。右の区画は、建物もA社の所有です。その間の区画にあるA社ではない人が所有している建物。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする