夫婦の部屋からにおう「異臭の正体」は…“食うため”に30人以上を殺害《ロシア最悪の人喰い事件》のその後(平成29年の凶悪事件)

〈「遺体を食べていただけじゃない」スマホに『ヤバい写真』を保存していた男→逮捕後にわかった『驚きの残酷行為』(平成29年の凶悪事件)〉 から続く【スマホの中には…】「こんなの通報されるに決まってる」人間を食べただけじゃない…殺人犯が保存していた「ヤバい写真」【衝撃画像】夫妻が暮らしていた部屋には、常に鼻を突く異臭が漂っていた。冷蔵庫に隠されていたのは、人間の肉片と“保存食”の数々。近隣住民や職場の誰もが異変に気づきながら、止められなかった狂気の日常はどこまで続いていたのか。

 事件発覚後に明らかになった「人喰い夫婦」の実態と、その結末を追う。文庫『 世界の殺人カップル 』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/ 最初から読む )

◆◆◆
2人はナタリアが勤務する士官学校の寮で同居しており、彼らの部屋からは常に異臭が漂っていたそうだ。

 学校スタッフが中を確認しようとすると、ナタリアは血相を変え彼らを門前払いにしたばかりか、学校の生徒にも人肉を混ぜた食事を出していたというから驚く。

 こうして彼らの犠牲になったのは、2017年までに少なくとも30人以上にのぼると言われる。この間、2人は2013年に結婚。ナタリアが主でドミトリーが従の関係だった。年齢差もさることながら彼女は荒々しく支配的な性格で、ドミトリーを公衆の面前で罵倒することも常茶飯事。自然、犯行もナタリアが指示役で、ドミトリーが殺害の実行役を担っていた。

 2017年9月8日、バクシェーエフ夫妻は近所に住む顔見知りのエレナ・ヴァフルシェワ(同35歳)を誘い、彼らの自宅近くの廃屋で酒盛りを始めた。酔いも回ってきたころ、エレナがドミトリーの側に座り親密そうに何かを囁いている。嬉しそうに反応するドミトリー。

 その様子に嫉妬を覚えたナタリアの怒りが爆発し、勢いのままドミトリーに殺害を指示。彼はためらうことなくバッグに入れていたナイフでエレナの胸を2回突き刺し殺害する。

 その後、頭部を切断、皮を剥がしたうえ、手首もバラバラにし一部を自宅に保管、残りを近くの森に投棄した。

 ドミトリーがスマホを落とすのは3日後の同月11日。

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