工事現場に付き物の…「建築確認表示板」がない――確認済証を偽造し業者に渡していた 会社役員を容疑で逮捕、同じ手口で別事案も関与か 鹿児島中央署

建物の着工前に計画が法令に適合しているか証明する「確認済証」を偽造し業者に交付したとして、鹿児島中央署は9日、公電磁的記録不正作出・同供用の疑いで鹿児島市皇徳寺台3丁目、会社役員の男(55)を逮捕した。事務職員が校長室に侵入、超過勤務命令を偽造――手当の不正受給5万円も
逮捕容疑は、市内で建築設計事務所の運営会社を経営していた2019年8月上旬、確認済証を交付できる立場ではないのに、県内で集合住宅の新築工事に携わっていた取引先の施工業者に、パソコンで偽造したPDFデータをメールで送信し交付した疑い。

 署と県建築課によると、建設中の20年12月、管内の消防署が「建築確認表示板のない工事現場がある」と県に通報。同課が確認済証を調べたところ、識別用の番号が過去に使われたものと判明した。同課はこのほか、容疑者による同じ手口の事案2件を把握。22年2月、署に告発した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする