東京・中央区で8日、雪の影響とみられる交通事故に対応していたパトカーに高級外車「ランボルギーニ」が突っ込んだ事件で、逃走していた男が逮捕されました。男が供述した逃走の理由とは…。【画像】ランボルギーニ“ひき逃げ”事件で中国籍の男(41)を逮捕 8日雪の東京・築地大橋で事故処理中のパトカーに突っ込む
8日午前5時10分ごろに東京・中央区で撮影された映像には、ライトを光らせ、ひときわ速いスピードで走ってくる、1台の車。
すると、前にいた車にぶつかり、スピードを維持したままカメラの死角に消えました。前にいた車が、スピンして停まる様子も分かります。
この同じ時間帯に起きたのは、「築地大橋」で起きた多重事故。
突っ込んだとみられるのは高級スポーツカー「ランボルギーニ」です。
車体後部は原形を留めないほど大破していて、衝撃の凄まじさを物語っています。
警察官2人に重傷を追わせたうえ逃げたとして9日逮捕されたのは中国籍の劉長然容疑者(41)。
車8台が絡む多重事故。いったい何が起きたのでしょうか。
警視庁によりますと、事の始まりはランボルギーニが事故を起こすおよそ1時間前。現場では、雪の影響とみられる別の2台による事故を受けパトカーが到着、事故処理の最中でした。
そこへ“制御できないほど”のスピードを出していたというランボルギーニが接近。現場周辺では当時、雪が降っていましたが、ランボルギーニは「ノーマルタイヤ」を履いていたといいます。
そして車線変更をきっかけにタクシーと衝突、ガードパイプにぶつかりながら事故処理に当たっていたパトカーの列へ突っ込みました。
この事故で警察官2人を含む、合わせて7人が負傷。ランボルギーニの助手席にいた20代の女性も、腰の骨を折る重傷を負いました。
しかし…劉容疑者は、重傷の女性を車内に残したまま、一人で逃走したとみられます。
およそ15時間後、都内の警察署に出頭してきたため逮捕したということです。
現場近くに住むという人は――
現場近くに住む人
「雪の具合がどうかなと思ってみたら、橋の上で車が動いてないからスリップ事故でもあったのかなと」
現場近くに住む人
「(道が)真っ白だったので、夏タイヤは難しいと思う」
自らも肋骨を骨折していたという劉容疑者。調べに対し――
劉容疑者
「ケガをして病院に向かうために立ち去りました」
などと話し、容疑を認めているということです。
警視庁が、事故の状況を詳しく調べています。