17歳で“23歳上教祖”と結婚、14人の子どもを出産…旧統一教会・韓鶴子(82)を窮地に追い込んだ「銃撃事件」と「息子の反乱」

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁が9月23日未明、韓国検察によって逮捕された。尹錫悦(ユン・ソンニョル前大統領の妻・金建希(キム・ゴンヒ)夫人の疑惑を捜査している特別検察官(特検)チームが、韓総裁に政治資金法違反、請託禁止法違反、業務上横領などの疑いで逮捕状を請求。裁判所が証拠隠滅の恐れがあるとして令状を発付したのだ。【画像】当時17歳で23歳上の“教祖”と結婚した韓鶴子氏1954年の創設以後、世界的に強大な影響力を行使してきた旧統一教会だが、日本での解散命令に続いて本拠地の韓国で教主が逮捕されるという、前代未聞の危機に直面している。

 ◇
1943年、北朝鮮で生まれた韓氏は、朝鮮戦争当時、母親と一緒に韓国へ来た。看護専門学校に通っていた14歳の時、統一教会に入信して文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁(当時)に初めて出会い、1960年、17歳の時に23歳年上の文氏と結婚、7男7女を産んだ。

 2012年の文氏の死後、息子たちとの激しい権力闘争の末、統一教会の2代総裁の座に上り詰めた。以後、自身を「独生女」と称して、「独生子」と呼ばれるイエスのように人類を救済するメシアであることを自任してきた。
しかし、統一教会から追い出された七男と三男がそれぞれ新しい団体を設立したことで統一教会内部が3派に分かれ、勢力が弱まった。特に、米国内の統一教会資産の8割を三男に奪われたことで財政的にも大きな打撃を受けたといわれている。
2022年7月、統一教会の宗教2世によって安倍晋三元首相が銃撃される事件が発生したことで、日本で「信徒たちを相手に詐欺と変わらない献金商売をしてきた」という趣旨の報道がなされ、窮地に陥った。

 韓国の評論家などが「(統一教会にとっての)現金倉庫」と指摘する日本での布教活動が困難に陥り、ソウル市龍山に位置した教会施設を2000億ウォン(約212億円)で売却しなければならないほどの危機に追い込まれた。続いて、今年3月に日本の裁判所から解散命令が下されたことで日本本部は存続の危機にまで追い込まれた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする