1月22日、ミネソタ州の教会で不法移民取り締まりに対する抗議活動を行ったネキマ・レヴィ・アームストロング氏が逮捕された。ホワイトハウスが逮捕時の画像を加工して公開し、波紋を呼んでいる。【比較画像を見る】ホワイトハウスが加工した“泣き顔”写真
弁護士で人権活動家のネキマ・レヴィ・アームストロング氏が1月22日、ミネソタ州セントポールの教会でデモ活動を行なったとして米連邦捜査局(FBI)に逮捕された。
全米黒人地位向上協会(NAACP)の地元支部で会長を務めた経歴を持つアームストロング氏は1月18日、ミネソタ州セントポールの教会に侵入し、30人ほどのデモ隊とともに抗議活動を行った。
同氏は、教会の牧師がICE(移民・関税執行局)の職員も勤めているとし、不法移民の取り締まりに抗議するため「平和的で非暴力デモ」を行なったという。
アームストロング氏は、信教の自由を妨害したとして逮捕、および他者の権利を妨害するために共謀した罪で起訴された。なお現在は、拘束を解かれている。
ホワイトハウスの公式Xが22日、アームストロング氏の逮捕時の写真を投稿。
涙を流すアームストロング氏の写真とともに「ミネソタ州で教会暴動を画策した極左の扇動者、ネキマ・レヴィ・アームストロング、逮捕」と記されている。
しかし、ホワイトハウスによる投稿の30分前に国土安全保障長官のクリスティ・ノーム氏が同じく逮捕時の写真を投稿していた。
この写真には涙は見られず、アームストロング氏は落ち着いた表情を浮かべていたことから、涙を流す写真は加工されたものであることが判明した。
ホワイトハウスの投稿には「政府の公式Xがこんな加工をするなんて情けない」「なんで加工してまで泣いているように見せたいの?」などの指摘が寄せられた。
これに対し、大統領副補佐官兼ホワイトハウス広報副部長のケイラン・ドア氏が自身のXで声明を発表。
「わが国で凶悪犯罪を犯した者たちを反射的に擁護したくなってしまう方々へ、改めて申し上げます」
「引き続き法の執行は行われます。ネットミームも継続します。本件へのご関心、ありがとうございました」と述べた。
ドア氏の声明に対し、ネットでは「弱さと愚かさをひけらかしてるだけ」「いずれバチが当たるよ」「なんて幼稚なんだ」など非難の声が多く寄せられている。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:岡崎駿佑