「首元にナイフを突きつけられ、車の陰で…」強姦事件に遭った元風俗嬢、当時の凄惨なエピソードといま伝えたい想いとは?|Time Files(タイム ファイル)Vol.006

様々な背景をもつゲストにスポットを当て、取材を通してそれぞれの想いや価値観を紐解いていく連載企画、Time Files(タイム ファイル)。【写真全6枚】大学生時代、風俗嬢時代の宣材写真ほか実際のお写真第5回は風俗嬢を経て、精神面の持病の治療を続けながら日々奮闘を続けるみみさん(仮名)をフォーカス。風俗嬢時代のリアルなエピソードを含め、彼女の波乱に満ちた人生や今後の展望を伺った(※ここでは元記事本編の一部内容をお届けする)。
「小学生の頃はいじめられっ子でした。でもあまり気にしてなくて。その都度、泣いたり嫌な気分になったりはするんですけど、それだけというか。転校が多かったせいもあるかもしれませんが、どうせいつか離れるんだしどうでもいいやみたいな感覚でしたね」

高校受験では志望校に不合格。いまでも忘れられないほどのショックだったそう。

「親からも言われるくらい本当に勉強しかできない子だったので、それが否定されたみたいで本当に落ち込みました。滑り止めの私立高校に特待生で入学したんですが、○○高校(私が落ちた公立高校)に行けなかった落ちこぼれみたいな扱いをされるんです。風紀検査も異常なぐらい厳しくてあまり楽しい思い出はなくて…。とにかく早く卒業したかったです」
黒歴史だったと語る高校時代の反動もあり、大学入学後は髪を染めて眼鏡もコンタクトに変え、いわゆる大学デビューを果たしたそう。

「人生でいちばん遊んだ時期だったと思います。とにかく楽しかったです(笑)」

充実した大学生活を送っていた一方で、遊びすぎてしまった影響もあり大学を留年。短期間で学費を賄うために風俗嬢としてアルバイトを始める。

「奨学金を借りていて、最初は半期ぶんの学費の30万円ぐらいを稼いだらすぐ辞めるつもりでした。ただ、始めてみると面白くなってしまって。でもそうやって続けていくうちにホストクラブに通ったりし始めて、結局いくら働いても貧乏みたいな(笑)」

意外にも、風俗の仕事自体にはそこまで大変さを感じなかったそう。

「お客さんの言動でストレスを溜めたり病んだりする子も多いですけど、そのあたりはわりと楽しめるタイプで。むしろ大変だったのは内輪のほうですね。女の子どうしバチバチになって匿名掲示板で叩かれたりして、そういうのは辛かったです」

大学卒業後も仕事を続け、休止期間を挟みながらトータルで10年弱は働いたと話すみみさん。顧客とのトラブルで中絶手術も経験するなど、波乱万丈の日々のなかでどこに面白さを感じて仕事を続けることができたのか。

「どうやれば集客でき、指名してもらえるかを考えることを楽しんでいましたね。当時はいわゆる写メ日記などが出始めた頃で、どう工夫して自分の色を出せるか試行錯誤してました。独自の無料オプションを充実させたり、衣装やグッズを自前で用意して持ち歩いたりして。とにかく周りとの差別化を図ってましたね」

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