18年前、福岡県大牟田市で、抗争中だった暴力団の幹部を射殺した罪に問われている指定暴力団・道仁会の元幹部の男の初公判が開かれました。
起訴状によりますと、指定暴力団・道仁会の元幹部、坂本康弘被告(70)は、2008年、別の組員らと共謀し、大牟田市の路上で、当時抗争中だった指定暴力団・九州誠道会の井場徹会長補佐(当時50)を射殺した罪に問われています。
福岡地方裁判所で16日に開かれた初公判で、坂本被告は「すべて違っていますね」と述べ、起訴内容を否認しました。
検察は冒頭陳述で「当時、道仁会の副理事長だった坂本被告は調査役と実行役を指名し、襲撃を指示した」などと指摘しました。
一方、弁護側は「坂本被告は共謀も指示もしていない」と無罪を主張しました。
この事件をめぐっては、別の道仁会系組員の男が実行役として逮捕・起訴され、すでに無期懲役の判決が確定しています。