青森地震、SNSで“偽情報”拡散……専門家「デマへの免疫を」 能登半島地震、救助求める投稿の1割がデマ【それって本当?】

8日に青森県で起きた地震をめぐり、悪質な偽情報がSNSで広がっています。中には、クマの冬眠と結びつけた根拠不明の投稿もあります。能登半島地震では逮捕者も出る事態に。膨大な情報が飛び交う中、デマにどう向き合えばいいのか専門家に聞きました。【動画】青森で震度6強 地震でニセ情報拡散【それって本当?】
山﨑誠アナウンサー
「今回もSNSなどを中心に悪質な情報が拡散されています。Xで75万回以上表示されている動画があります。『12月8日、日本をマグニチュード7.6の地震が襲った』と英語で書かれています」

桐谷美玲キャスター
「映っている背景が日本とは違います。地震が起きたのは夜でしたが、映像は昼間ですよね」

山﨑アナウンサー
「起きた時間帯や場所、文字などを見ても、日本の動画ではないということが分かります」
山﨑アナウンサー
「他にも、北海道の函館とみられるライブカメラのような映像もありました。画面の右側から津波のようなものが襲ってきます。8日の地震から1時間後にXにアップされ、その後削除された動画です」

「今回函館で観測された津波は最大20センチだったので、(映像のように)これだけ街の中に入っていくような津波も当然、偽動画ということになります」

森圭介アナウンサー
「SNS上では、いわゆるアテンションエコノミー、再生数や閲覧数を稼ぐためにこういった悪質な動画を拡散する人たちがいるということです。被害に遭われた方の心を考えると、苦しくなります」
山﨑アナウンサー
「悪質な動画や投稿も多岐にわたっています。今年は東北や北海道でクマの出没が相次いでいますが、クマと地震が起きたことを結びつけた投稿もあります」

「クマは地震を予知して冬眠できなかった、さらに冬眠したクマが地震で起きて暴れ出す、といった根拠不明の投稿も相次ぎました」

「クマの生態に詳しい岩手大学の山内貴義准教授は『激しい地震が起きて一時的にクマが目を覚ます可能性は否定できないが、地震によってクマが暴れ出す、そして冬眠できないということについては、データや根拠はない』としています」

「こうしたデマや根拠不明の情報拡散については、政府も注意を呼び掛けました。木原官房長官が会見で『社会経済活動や災害対応に影響が出るおそれもあるため、偽情報の流布は決して許されるものではない。厳に慎んでいただきたい』と述べる事態となっています」

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