神戸市中央区のマンションで8月、住人の女性(24)をナイフで刺して殺害したとして、殺人容疑で逮捕された谷本将志容疑者(36)について、神戸地検は11日、殺人罪やストーカー規制法違反などで起訴した。
谷本容疑者は、8月20日夜にマンションのエレベーター内で女性の胸などをナイフで複数回刺して殺害したとする殺人容疑で兵庫県警に同22日に逮捕された。事件2日前から女性につきまとい、オートロックのドアをすり抜ける「共連れ」の手口で侵入したとするストーカー規制法違反、邸宅侵入の両容疑などでも11月に追送検された。
捜査関係者によると、谷本容疑者はこれまでの調べに「路上で女性を見つけ、好みのタイプだと思って後をつけた」と供述。「エレベーター内でペティナイフを出して言うことを聞かせようとしたが、叫ばれたので刺した」とする一方、「殺意を持っていたかわからない」と述べていた。
地検は、今月8日まで約3か月にわたり、谷本容疑者の刑事責任能力の有無や精神状態を調べる鑑定留置を実施していた。