市役所で勤務中に業務用端末を操作して市民の情報を取得し、「副業」にしていた探偵業の顧客に漏らしたとして、愛知県警は3日、元同県豊田市職員で探偵業の男(43)を地方公務員法違反(守秘義務)容疑で逮捕した。数十人分を不正に照会し、約70人の顧客から3000万円以上を売り上げたとみている。
発表によると、男は同市教育委員会保健給食課主査だった2023年11~12月、同課の端末で市民の氏名の漢字や過去の住所などを照会し、探偵業の顧客に漏らした疑い。容疑を認めている。
県警によると、男は07年に市に採用され、副業の許可を得ず20年10月に親族名義で探偵事務所を開業した。病気を理由に22年11月から休職し、今年3月に一身上の都合で退職していた。復帰に向けて一時勤務した際に市民の情報を取得したという。