11月15日午後6時半ごろ、愛知県蟹江町の路上で、盗難車として手配されている「白のレクサス」を 巡回中の警察官が発見した。警察官が 職務質問をしようとしたところ逃走し、トラックとパトカー2台の合わせて3台に衝突した後、その場から走り去った。
その後、約30メートル先で待機していた 別のパトカーにも衝突。さらに、その場所から、約140メートル離れた交差点でも パトカーなど2台と接触しながら逃走を続けている。
さいわいにも、この事故でケガ人はいなかった。
現在も逃亡中で、警察が懸命に行方を追っている。
警察庁のデータによると、2024年の車両盗難件数は、前年(2023年)比15%増の約8400件となっている。2025年に入ってからも、特に高級車や人気車種を中心に「組織的な盗難」が増加している。
国内での盗難車車種に多い上位3位は、「トヨタ ランドクルーザー(特に300系)」「トヨタ アルファード(特に40系)」「トヨタ プリウス(特に50系新型)」となっている。
以下、「レクサス LX/NX/RX」「トヨタ ハイエース」と続く。
本誌は水上バイクの専門誌だが、水上バイク・ユーザーの多くが、盗難車ランキングの上位のクルマに乗っている。トレーラーの牽引車として使っている人も多く、実際に、盗難被害にあった人もいる。
警察庁によると、昨年(2024年)の 車両 盗難件数 は「約8400件」。単純計算で、月に700台も盗まれていることになる。
当然だが、盗難車が事故を起こしても 保険金は支払われない。
最終的に、盗まれたクルマがどこに行くかはともかく、そこに行くまでに、確実に“公道”を走っている。
そして、そのクルマが事故を起こしても何の補償もなく、被害者は泣き寝入りするしかない。
盗難されたクルマは、盗まれた瞬間から、誰も責任を取らない“社会の凶器”なのだ。
何があっても 補償はされず、ツラい思いをするのは 被害者だけだ。
クルマは勝手に動かない。最終的に、盗まれたクルマが どこに行くかは ともかく、そこに行くまでに、確実に“公道”を走っている。
何より恐ろしいのは、年間8400台もの盗難車の数だけ「保険が適用されない 凶器のクルマ」が、日本の どこかの道路を走っているということだ。